共働きがスタンダードみたいに言われることが多いですが、ぶっちゃけ専業主婦になるか悩むことってないですか?
- 夫の転勤に同行
- 妊娠をきっかけに退職(つわりが酷い・体力的にキツイ)
- 保育園に落ちたので子育てに専念しなきゃならない
- 職場環境がブラック過ぎて家庭と両立がムリ!
でも、最大の問題は
経済的にどうやって暮らしていくかというお金の問題…
旦那の稼ぎだけで暮らすにはどれだけの年収が必要なのか、何を目安に専業主婦を決断したら良いのか悩みのタネです。
他の人はどうやってやりくりしてるのかも気になるし、実際、諸事情あって考える暇(…というか貯蓄する暇)もないまま、絶賛専業主婦を実行中という場合、やりくり次第で赤字を脱出できるのか、厳しい状況なのか平均値が知りたいってところもあります。
早速、専業主婦を維持できる旦那の年収はどれくらいかみていきましょう!
月収30万円ラインは確保したい
24万円~27万円(20代~30代の平均的な消費支出)⇒平均的な生活に必要な参考値
これは総務省の家計調査で公開されている数字です。
夫が世帯主で30~34歳の場合の消費支出表の合計は253,007円でした。
じーっくり、みてくださいね^^
食料 | 60,438 |
住居 | 27,579 |
光熱・水道 | 16,844 |
家具・家事用品 | 10,012 |
被服及び履物 | 11,467 |
保健医療 | 10,300 |
交通・通信 | 41,473 |
教育 | 9,543 |
教養娯楽 | 22,426 |
「その他」の消費支出 | 42,925 |
(平成29年総務省家計調査:世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出より)
その他の消費支出には理美容サービス、交際費、小遣いなどが含まれています。
上の表でおかしいなぁと思う数字はないですか?(間違い探しみたいですけど)
実際の家計状況と照らしてみると、住居が安いと感じるかもしれません。持ち家率が50.6%でローン返済中の場合は負債として支出に含んでいないことと、全国平均で計算されているからでしょう。
もし、ローン返済や家賃に月6万円かけているなら32,421円、10万円かけているなら72,421円上乗せして考えましょう。
また、教育費が1万円未満で、こどもの進学用積立や習い事には足りません。
塾や習い事に行くと、簡単に3万円くらい掛かってきます。
この調査では旦那さんの収入は月320,813円、ボーナスなどを月あたりにした額61,079円、配偶者収入月あたり63,689円としています。
旦那さんの手取りがボーナスなども含めて1ヶ月あたり38万円だとすると年収456万円、税金や社会保険控除前は570万円程度になります。(控除額は扶養・子供の人数など条件で変わるので目安です)
家計調査の消費支出に、家賃・教育費を上乗せしたときに必要な額とほぼ重なりますね。
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うえの20代~30代の平均的な消費支出 約26万円に、
例えば家賃7万円+教育費3万円をプラスすると、約36万円になり、38万円とほぼ同じに。
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これは老後資金にできる貯蓄分は厳しくなるという結果です。
夫の小遣い多すぎ問題でブルーな専業主婦
通りいかないのが家計管理のツライところ。
家計調査の数字って実際のところとは違うところがあるものです。
お昼代や飲み代、携帯代を旦那さんに小遣いとして渡す場合、3~4万円渡になることが多いです。
新生銀行のアンケート調査(平成29年6月発表)では、男性会社員の平均額は 37,428円でした。
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2017/170626okozukai_j.pdf
家計の実態を知らせて協力してもらう
お金って目標や予算がないとあるだけ使っちゃうんですよね。
年収700万円あっても、カツカツになる家庭もあります。
必ずでていく項目と、コントロールでカットできる項目を区別していくのが節約の極意といいますが、旦那さんも同じ認識じゃないとヤバイです。
自分の衣類や生活用品まで小遣いで買ってくれるなら、妻がやりくりで死守すればよい範囲が限定されます。
でも、完全に遊び代の場合は、あとで必要経費的にちょーだいって言われる⇒妻のイライラもマックスです。
だって、「赤字になりそうだから美容院我慢しとこうか」とか、「クリーニングをやめてアイロン掛けに励む」とかして浮かせた1万円を、パチンコで散らされて、定期代が足りないとか永沢君に返さなきゃならない分を請求されたら”この人とはやってけない”と情けない気分になっちゃいますよね。
お金の流れがわかってない旦那に限って、なんとかなると思ってるので、
お金の流れと優先順位を、旦那と共通理解することが最大ポイントです。
専業主婦のメリットを最大限活かして協力
子どもが熱をだしたときの対応に困る、夫婦のどちらも会社員だと時間の融通かつかないなどの問題解消方法として、専業主婦を選ぶ場合も多いです。
家計を細かく分析して旦那さんにわかりやすく提案する
専業主婦をかってでるなら、忙しくてお金の出入りに無頓着になる旦那さんに現状を知らせ、大事に使うことを提案しましょう。
もし、自分の趣味にお金をかけたいと言われたら、その結果どこにしわ寄せがくるのか説明できるように準備して話し合いましょう。
時間を自由に使えるから外注をカット
旦那さんに努力を求めるなら、主婦力で補える部分は外注をカットしてお金を大事に使う努力が必要です。
食材を使い切る、手作りする、洗剤類は最小限にするなど、自分でできることは自分ですると、節約になるし専業主婦としてのプロ意識が光ります。
専業主婦だけどちょっと内職でアシスト
家計を助けるためにアフィリエイトで稼いでいる、クラウドソーシングにチャレンジする人もいます。
記事投稿など1時間かけても300円くらいということもありますが、慣れてくるとお小遣い稼ぎ程度になります。
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まとめ
旦那の年収450万円の専業主婦もいれば700万円で苦しいという家庭もある!
- 専業主婦成立ラインは年収450万円前後
- 年収450万円ならそれなりの覚悟と努力が必要
- 年収700万円あっても収支コントロールできなければ苦しい
共働きでボロボロになる、子供との時間が取れない、転勤に同行することにしたなど、経済的にキツくても専業主婦になるのがベストなときもあります。
でも、夫婦の価値観がずれていれば700万円、1000万円の年収があっても専業主婦をやっていけません。
習い事や私立学校への支払い、高級車などいくらでも支出先が広がってしまうからです。
専業主婦として幸せならベストな状況を話し合えるステキな夫婦なんだということ、後悔しているならお金の話をきちんとできる関係を育てていきましょう♫
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